関東圏初、LEDを用いた完全人工光型植物工場におけるイチゴの生産開始

平成28年9月1日

人の森株式会社
関東圏初、LEDを用いた完全人工光型植物工場におけるイチゴの生産開始

 
この度、人の森株式会社(本社/神奈川県海老名市・代表取締役 加藤政徳)は関東圏初のLEDを用いた完全人工光型植物工場*でのイチゴの生産を開始致しました。

「人々のお役に立つ」という、弊社が事業を行う上で最も大切にしている考えの元、日本が現状数多くの問題を抱えている農業分野への参入を決めました。高齢者や障害のある方々の雇用受け入れ先不足、耕作放棄地の増加や就農人口減少などの日本が抱える農業の緒問題。それらを解決できる社会事業となるべく、雇用創出や人材育成にも尽力していきます。

本工場は人の森株式会社本社の書庫を活用した、LEDを用いた完全人工光型植物工場です。生産するイチゴの品種はとちおとめで、平成28年10月頃からサンプルロットでの出荷を致します。工場内は日照時間、温度、湿度、二酸化炭素濃度などの自動制御システムを採用しており、日本では現状一季なりイチゴ*を生産することができない夏場でも安定的にイチゴを生産することができます。年間を通してイチゴを必要としている洋菓子店をメインターゲットとし、販路を開拓してまいります。

菌や虫が生息しない無機培地を利用し、工場内は病害虫の発生がほとんどありません。また、植物に有害である上水道中の塩素対策のため、弊社アクア事業部のメイン商材である「地下水膜ろ過システム」を導入しております。くみ上げた地下水を逆浸透膜に通すことで上水道と同程度に衛生的で、且つ塩素の含まれない安心な水を栽培に使用することができます。そのため露地で栽培されたイチゴと異なり基本的に農薬の使用を行わない、安心・安全なイチゴの生産が可能です。

数年以内を目標に量産型の完全人工光型植物工場を建設し、イチゴ販売を本格化するとともに、完全人工光型植物工場システムの販売を目指します。それに加え、イチゴの機能性成分を利用した新商品開発も視野に入れております。海外における生産体制・販売への挑戦も行う予定です。
 

 

*完全人工光型植物工場:クリーンに閉鎖された空間の中で、光源として蛍光灯やLED
などの人工光を使用し、温度・湿度・二酸化炭素濃度を完全に制御して野菜や果物を作るシステムのこと。

*一季なりイチゴ:1年のうちのある時期しか収穫できないイチゴの品種のこと。とちおとめ・あまおうなど。